言葉のチョイス

『いい声を出そう』

VIVOスタイルの基盤の一つである

今日はコミュニケーションの部分を取り上げていく

会話が必須

サッカーはコミュニケーションを取らないと、うまくプレーが成立しないスポーツだ

例えばパスを出す、パスを受ける瞬間

いつ出すのか、どこに出すのかをお互いに合わせないといけない

合わせるためには何をしたいのかを意思表示し

お互いのイメージを意思統一する必要がある

そのためには、プレーする前、プレーの最中、プレーした後

こうして欲しい、こうしたかった、こうして欲しかった

という会話を積み重ねていくべき

だからサッカーには会話が必須である

プラスとマイナス

会話は必要であって、コミュニケーションはたくさん取った方がいいんだけど

何気ない一言がプラスにもマイナスにもなる

例えば、FWがシュートを打って外した場面

「決めろよ」「外すなよ」といった言葉をかけられるとする

それが続くと、シュートを打った方がいい場面でも打つことを躊躇するような精神状態になる

そんな精神状態で打つシュートの結果なんて、いいはずがない

そして、周りの人が同じようにシュートを外したら

「お前も外すじゃん」って言ったり思ったり

そんな言葉や想いが続くのは負の連鎖だよね

プラスになる言葉

マイナスな声が連鎖するのと同じように

プラスの声も連鎖する

さっきのシュートを外した場面

「次は決めれるよ」「決めるまでやろう」

と言った次の行動に向けての発言をすると

その選手は下を向かずにまたチャレンジできる

そういった声をかけてもらった選手は

仲間にもそういった声かけをするようになる

そもそも大前提として

シュートを外そうと思って打つ選手もいないし

ミスしようと思ってミスする選手もいない

したくなくてもミスが起こるのがサッカーだ

であれば、プラスの連鎖になる声をかけた方がいい

それこそが「いい声」を出すこと

仲間に出した「いい声」は

仲間からの「いい声」になって自分に返ってくる

そうやってプラスの連鎖にしていきたいね