各学年で明らかに変化して成長してる子がいる
挨拶、返事、会話している時の表情
準備、片付けなどのプレー以外の行動
プレー中のコーチングへの反応速度、吸収力
良くなっていってる子は、たぶん家庭や学校でもいい変化が出てるんじゃないかな
注意深く観ないと見逃してしまいそうな小さな変化だろうけど
キラリと光るその一瞬を見つけたときが一番嬉しい瞬間かもしれない
伝えると叱る
ピッチ内でのプレーとピッチ外での行動や習慣にサッカーの時間を分けたら
ピッチ内は【修正訂正30%+問いかけ70%】
ピッチ外は【修正訂正70%+問いかけ30%】
ぐらいの感覚でいる(年代による)
修正訂正という表現が自分でしっくり来てないけど、皆さんが思い浮かべるような厳しくうるさく言うようなザ指導者的な声かけのイメージで
問いかけは「今のはこうしたかったの?」「あそこ見えてた?」という問いかけに受け応えを求める会話
という感じ
たぶん多くの保護者さんからするとコーチは厳しくない(厳しく言ってくれない)と感じるのかもしれないし、子供たちもコーチは優しいと感じてるという声を聞くことも多いけど
厳しさや優しさの概念が違うだけで(ここで詳しく書き出すと脱線するので今回は割愛するけど、ちょうど参考になる記事を見つけたので最後に添付しておきます)
ピッチ内外で大事なことは口酸っぱく言うが、怒鳴ったりすることはよっぽどじゃないとない
基本的には通常の普通の会話で伝えたいし、そうなるように保護者さんにも協力して欲しいと思っている
さ、ここでアナタに問いたい
怒鳴られた方が聞き入れれますか?穏やかに普通に話した方が聞き入れれますか?
そりゃ99%後者でしょ
怒鳴られたいですか?そもそもイヤでしょ
ではポイントを変えますが
怒鳴られないと聞きませんか?通常の会話で普通に聞きますか?
子供が好きでやってるサッカーの場において、サッカーが上手くなるために導きたいコーチが接していて、本来なら怒鳴ることなんてなくていいはずなんですよ
でもですねっていう現実的な部分や感情的な部分は出て来るけど
一般的に語られる厳しさといったものが、そもそも間違ったレールの上に乗っていると思うんですよね
必要性を説く
以前あった出来事で
ある上級生の子が下級生の子に用具の片付けをしろって言って、自分は靴紐をほどいていた
それを見かけて「それってどうなの?それは違うんじゃない?」と言ったが
その子は「なにがですか?」という表情で不思議そうだった
「自分は休んで下級生に片付けを命令してるってことじゃん、そんなことを先輩たちはしてたか?」みたいな感じで話をしたら想いが伝わった
それ以来その子にそんなことを言うこともなかったけど
いつも率先して行動する子だったから、この子でもこういう事を伝えないといけないんだなって思ったことを鮮明に覚えている
返事や挨拶でもそうだけど、その行動はなぜそうした方がいいのか
その理由や考え方や捉え方、必要性を伝えている
意外と
中3の卒団のときに「こいつら高校で大丈夫かな」って正直いつも思う
VIVOと比べたら日本中のほぼ全ての環境が強く厳しいだろうから
意見を聞いてくれたり感情を理解してくれる指導者も多くないだろうし、理不尽に感じることも多いだろう
でもね、意外と途中で辞める子とか少ないんです。ほんとあんまりいない
たまに帰ってきて顔を出しては愚痴を聞くことはあるけどね
別に辞めた子がどうこうとかはないし、それぞれの道でしっかり歩んでくれたら嬉しいんだけど
このスタイルでも大事な部分は備わっているし、このスタイルだからこそ備わっていくのかもしれない
日本の中での特異点みたいな
唯一無二のスタイルを更に進化させていきたいな
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