6年生の話
卒団式のときのお話に取っておこうと思ってたけど
嬉しいことなんでちょっとだけ話します
コロナでなくしたもの
色んなものが変化し、色んなものが無くなった3年間
マスク生活が定着して、人との距離を取らされて圧倒的に減ったことがある
「人の笑顔に触れること」
「相手の表情を観ること」
「自分の気持ちを伝えること」
そういった人と人とのコミュニケーション
顔が半分隠れているから、喜怒哀楽を感じ取りづらい
人との距離、黙食などワイワイ話すのを止められる
そんな日常生活になってしまった
「子供たちのコミュニケーション能力が低い」
他クラブの指導者、学校の先生も口を揃えて言う
SNSの発展も原因だろうけど、そんな風になりやすい社会だと思う
そんな社会環境を理解した上で、どう対応して行動・攻略していくのか
リーダーシップ
「そういう社会で暮らしてることを認識して、もっとコミュニケーションを増やしてほしい」
そんな話を高学年や中学生の子達には何度もしてきた
サッカーというスポーツはコミュニケーションが絶対に必須だしね
1年間取り組んできたVLVHプロジェクト
6年生を1年間担当してきたが、みんなほんとに上手くなった
そんな中でVIVOの6年メンバーたち
最初の5月から積極的に発言してたけど
日曜のゲームでもアップや試合中に積極的な会話や行動があった
だが、彼らは以前からそうでは決してなかった
小さい頃、いや5年の途中ぐらいまでは全然おとなしかったし
意見を言ったり、感情を表に出すことはあまりなかったと思う
ましてや他チームの子たちに指示を出す姿なんて想像できなかっただろう
そんな彼らがチームを引っ張るような率先した言動をするようになったことが
とてもとても誇らしく、めちゃくちゃ嬉しい
今となってはおバカな遊びで盛り上がってはバカ騒ぎをしてる
これは昨年も観てた光景(今の中1は今も変わらずだな笑)
現状を嘆いていたって何も変わらないけど、行動を起こして継続すれば必ず成果が出るんだよね
そんな大切なことを子供たちは学ばせてくれる