大会に向けての決起会がいくつか続き、色んな保護者の方と話す中で
『このクラブで良かった』という嬉しい言葉をたくさんいただいている
理由はそれぞれだろうけど、クラブの理念に賛同してもらって一緒に盛り上げてもらえる
最高級に嬉しいこと
決起会などで色んな声を聞けたので、今日は保護者の皆さんに向けてのテーマで書いてみます
保護者の関わり方
とある学年の保護者さんが「VIVOは保護者が色々言うのはNGって入る前に聞いてたんです」と言われていて、驚いたことがあった
サッカーに関して親が何も口を出さないで欲しいと言ったことはないし、言葉足らずで話が回っている場合もあるのかなと
もちろんプレーのことに対して親があーだこーだ言うのは不必要。マイナスはあってもプラスの可能性はあまりないと思う
それはサッカー経験者、未経験者とか関係なく全ての保護者に当てはまる
理由は「正解がわからないから」の一言が全てで、その理由は以前も書いたことがあると思うので今回は省略する
簡単な例を挙げるなら、「コーチが○」と言ったプレーを逆に「親が×」って言ったり(実際に何度も経験あるし悩んでる子はたくさんいた)
サッカー経験者だとしても「過去のプレーヤーとしての自分の感覚であって、我が子を含む他者に当てはまるわけではない」
そして、そもそもその経験や感覚は「何年も昔にプレーしてたころの古い情報」である
だから、プレーの内容については我々に完全に任せてもらった方が絶対的にいい
それに、指導者として約20年間毎日学び続けている我々よりもサッカーに詳しい保護者がいるなら
ぜひ指導者として一緒にスタッフでお待ちしてます★
かけるべき声
Q・試合を応援してるときに声を出したらダメなんですか?
A・OKですが、何でもOKではありません
例え①「シュート~!!!うて~!!!」とグラウンドで聞くことはありますが、これNGです
シュートを撃たない方がいい場面なのに、声援に反応して撃ってしまいチャンスを逃す
これは昔実際にあった話で、その選手に対して「そこはシュートじゃないだろ」といったことを反対側の応援サイドに聞こえるように言ったこともあった
例え②「頑張れ!一生懸命やれ!」これは基本OKのようですが、そうではないときがあります
頑張らない方がいい場面がサッカーにはあるし、先日6年生には「一生懸命になりすぎるから良くない」という話もした
というように、内容としてはプラスの声かけであっても、混乱を招く可能性もあります
では、かけていい声・かけるべき声とは
それは、ナイスプレーへの拍手やプレーが終わった後の「ナイスプレー」という声掛けです
シュートが決まったときだけでなく、ナイスキーパーやナイスディフェンスなど
分かりやすく言うと
「上手い!すごい!」とか、「やばいやられそうって場面を防いだり」とかはナイスプレーですね
サッカーは1点決めるのがとても難しいスポーツです。ゴールが決まったらみんなで祝福をしていきましょう
悩みと解決法
保護者から「どんなサポートをしたらいいですか?」とか「家でどんなことをしたらいいですか?」と聞かれることがある
それと、自分が近年悩んでいたことがあって、それを一気に解決する方法を思いついた
まず、自分が悩んでいることは「話を聞けない子がすごく増えている」ということ
これはスマホやSNSなどの影響=脳科学の面からも考えることはあって、大人も含めてそういう傾向があると感じている
こんな話をして「どういうことだろう」と考えた人は話を聞ける人で
「ふーん」って思っただけだったり、何も考えなかった人は話を聞けない人ではないかと思う
では「話を聞ける」とはどういうことなんだろうか
話をちゃんと聞ける=話を理解できる
自分の定義では「話の中身内容を理解して自分の言葉で説明ができる」
これが「話を理解できる」ということだと考えている
そして説明できるだけでなく、実際に行動に移せることが大切だと考えている
では話の理解力を上げるにはどうしたらいいのか?
スマホ開いて「理解力をアップする方法は?」とググってみましょう
理解力を上げるには
スマホを開いてググったそこのアナタ!
その行動が理解力を上げない原因の一つではないでしょうか
分からないことを深く考えることもなく、誰かのコタエを簡単に手に入れる
「自分の頭で考える」ことが足りない現代社会
その情報は本当に正しいのか、正しいとしても自分や我が子に当てはまるのか
情報や物事に対して「なんでだろう」「どうしたらいいんだろう」
そういった疑問や考えることがどんどん減っていっていると思う
何に対しても「なんでなんで」って言う幼少期があったはずなのに、年を重ねるごとに薄れていく
では、どうやったら理解力、読解力が上がるのだろうか
算数や数学じゃなくて人間のことなので、唯一の正解やベストな答えがあることじゃないと思う
それに、自分の気持ちを伝える、相手の気持ちを理解するって難しいこと
自分の意図と違う意味で伝わったり、逆に相手の言葉の真意がわからなかったり
だからこそ、より良い方法を考えることが大切だと思うんですね
具体策としては
まとめに入っていきますが、サッカーの内容に関してはTRの時間で基本的に完結します
ちゃんと聞いて理解して実践すれば、ウチでは確実に上手くなりますので
なので、保護者の皆さんにお願いしたいのは「コーチの話をちゃんと聞くこと」
ちゃんと話を聞いていない姿を見つけたら説教して欲しいものです。それを我々がやっていることも多いです
そして、話や物事の内容を考えて理解し、自分の言葉で話せるようになっていって欲しいです
試合の帰り道では、保護者の意見や感想を言うのではなく、本人がどう感じたのかを問いかけること
そういったことから始めてみるといいかもしれませんね
試してみたいことがあって
今日の練習内容を帰って親に説明する
それで、今日の練習内容を動画やなんやらでコーチが解説する。答え合わせ的な
どんなふうになるのかな?そんなのもやってみていいかもだな~