今週末はU-13のフェスティバル
12月のU-13クラブユースに向けて現時点での実力を確認する大会でもある
日頃の練習の姿や表情を見てれば週末の試合の展開は予想がつくもんだけど、予想通りな部分と予想以上な部分があった
そんな内容の2日間だった
小6⤴︎中1 or 小6⤵︎中1
普段の練習は中1〜中3まで一緒に動く
グループ分けで学年ごとにするのはあるんだけど、基本的な考え方としては全員で1チームだ
理由としては、1年や2年でもTOPに絡みたい子が上がれるようにしたいから
出る杭は伸ばす
上を目指す子は同じ学年に留まっている必要はないし、そういう志を持った選手が大成する
ただ、以前に比べると上に飛び出るような選手
そういった志、向上心、野望を持った選手は見られなくなっている
同学年だけでの練習や試合なら積極的にやるが、上の学年がいると消極的になる
気持ちはわからんではないけどね
中1のスタートで必ず言うことがあって
「今まで6年生でU-12の1番年上だったから、準備や片付けも率先してやってたはず。なのに中1になってU-15の1番年下になったら今までやってたことをやらなくなる。それは良くないから今まで通りやるべきことをやるようにしよう」
毎年必ず伝えていること
主役は誰だ
年齢が上がれば周囲への気づきが増えて行動力も増えていく
だから準備や片付けなんかは、先に中3がやっちゃうからってのはわかる
でも、サッカーの中身に関しては別物だ
ピッチに入れば学年や年齢は関係ない
そもそもVIVOでは上級生で偉そうにするヤツは基本的にいないだろうし、遠慮する必要ないでしょ
ま、このパターンは改善は容易い
また、中学生になってチャラチャラしたり、悪ふざけしてるのがカッコいいと思ってるパターンがある
これもまだ改善できると思っている
だが、意思なくそれらに流されて、ただそこにいる。そんな日々が過ぎていく
このパターンは1番まずいと思っている
誰のものでもなくお前のサッカー人生だ
どこにいるかわからないような少年Aじゃなく
主役は自分自身なんだぞ
予想通りと予想外
今回のU-13
初日の第1試合は予想通り
終始何がしたいのか見えない感じ
みんなで協力することもなく、誰かが引っ張るわけでもなく、気持ちも入ってないように見えた
ハーフタイムや試合後に
日頃伝えていることだけど、あらためて話したり
気になったことだけど、あえて話さなかったり
そんな駆け引きをしながら、尻上がりに少しずつ良くなっていって初日を終えた
そして、2日目は予想外のことも
まずは、朝の準備の動きを見ていると、わりとテキパキ。いいじゃないか
そして、アップも元気よくやっている。いいじゃないか
でも、第1試合はやっぱりかーって感じ
頑張ってる選手もいるけど、ボケっとしてる選手のところで何度もミスが起きる
そして、それを誰も改善しようとしないから繰り返す
日頃をいつも見てるからね。これが現状だなという印象だった
ただ、朝の行動を見てると、今日は一人一人がちゃんと戦う気持ちを持ってきていて
でも、日頃の積み重ねが試合に出たんだろうな、と思った
その証拠に、2試合目、3試合目は気迫を見せるプレーも出てきて、予想以上のゲームだった
日頃に繋げられるか
今回のような経験は何度か経験していて、その都度そんな話をしている
やらなきゃいけない状況に追い込まれたらやる
ってことは出来ないんじゃなくて、やってないだけ
だったら、それをいつもやるようにしたいよね
週末の学びや気づきを平日の日常に活かせるか
それが出来れば、いや出来ることなんだから
ぜひやっていって欲しいね