面白い記事があったのでぜひ目を通してみてください↓↓↓
https://gendai.media/articles/-/101112?imp=0
親がプレーの中身に対して口出しをしない方がいいです。そんな内容の話をします。
僕の意見が全て正解というわけではないし、親子の接し方を否定するつもりは決してありません。
環境づくり。より良くしたい。
日常を振り返ったり考えたりするキッカケになればいいなと思っています。
試合の後に親に何か言われたりする?
子供たちにたまに聞くことがあります。
返答は様々ですが「帰りの車がイヤ」という子もいたりします。
例えば、ミーティングのときの話を聞く態度が悪い。そんな礼儀作法などは親が言うべきことだと思います。
ですが、プレーの内容に関しては親から主導で話をするべきではありません。
では、理由をいくつか挙げていきます。
言われることが違う
まずチームの練習を毎日見ていない親は何を取り組んでいるか分かりません。
ですが練習を毎日見ている親でも本当の意味で何を取り組んでいるかは分かりません。
わかりやすく運動量を例に挙げますが
走りすぎ(やみくもに)で上手くいっていないから、タイミングよく走れるためのTRをしてきたとする。
コーチからは「走れ」でなく「止まれ」と言われているのに、親からは「全然走っていない」と言われるとする。
混乱か反発を招きますよね。
そして、そんな細かいところは見るだけで理解するのは不可能です。
もしそんな細かいところまで理解したいという人がいれば、ぜひ一緒にスタッフとして子供をサポートして欲しいものです。
サッカー経験者だから
学生時代サッカーをしていたお父さん。
子供のプレーを見て色々言いたくなる。
そんな話はよく聞くし、気持ちはとてもわかります。
ただここで指摘したい点が一つ
・その情報や理論は本当に正しいのか
お父さん方がサッカーをしていた頃
それはきっと10年も20年も前の話
もしその頃からアップデートしていない理論であれば、それはもはや化石です。
これはスタッフでも共有していますが、化石化しないように常に学び成長していきたいものです。
サッカーの世界は常に進化しています。
自分が子供のころに知りたかった~!
といった技術、知識、戦術なんて山のようにあります。
色んなスタイル
ラーメン屋さんも色んな店があります。
豚骨、醤油、味噌といった種類
外観、内装、接客、店のこだわり
サッカーも色んなスタイルがあります。
攻撃的なサッカー、守備的なサッカー
規律のある組織力を重視するチームもあれば、個性を発揮させるための自由を重視するチームもある。
試合の勝利を目指すために、攻撃に注力して得点を増やそうとするチームがあれば、守備に注力して失点を減らそうとするチームもある。
どのスタイルもそれぞれの正解です。
答えのないものだから
サッカーは難解なスポーツです。
全く同じ場面は来ません。だから対応力が必要です。
試合の状況は常に変化します。だから洞察力が必要です。
相手を攻略しないと得点を取れません。だから想像力が必要です。
仲間との協力は不可欠です。だから会話力が必要です。
全てのプレーは一瞬の決断の連続です。だから決断力が必要です。
そして、すべては指示待ちではなく自発的に出来なければなりません。
唯一の答えがなくて、常に答えが変化し続けるもの。
だからこそ、自分で見て聞いて考える。
そんなチカラがとても大切だと思います。
最後になりますが
困っていたり、アドバイスを求められたら応えたいものですね。
そんなときには、どうすれば改善できるか一緒に考えてみるのはどうでしょうか。
一緒に考える。
言葉にするのは簡単ですが、自分なりの答えを言うよりも難しいことだと思います。
難しいな。じゃ、どうすればいいのかな?
もしそう感じたならそれはもう考えるキッカケになっていて一歩前に踏み出している。
そう思います。