あゆみ

攻撃が先か、守備が先か

攻撃と守備が明確に分かれている野球などと違って

サッカーやバスケットなどは攻守が表裏一体となる

よって攻撃と守備を切り離して考えること自体がおかしい話なんだけど、ここでは切り離して考えていく

一般論

大原則として、攻撃も守備もどちらも大事であって

いい攻撃はいい守備に繋がるし、いい守備はいい攻撃に繋がる

いい守備をしてボールを奪えるから攻撃が始められるとかね

そんなサッカーでチームが勝つ可能性を上げる方法は色々あるんだろうけど

速攻性があって手早く形に出しやすいのは守備力を上げることだと思う

攻撃力を上げるには個人の能力や技術的な向上も必要で成果が出るまでに時間がかかるし

攻撃は水物なんて言葉があるくらい、攻撃の方が不確実性が高いもの

逆に守備にはセオリーがあってミスを無くせば失点は減るし、真面目に取り組めば向上しやすい

またその過程で規律や献身性といったチームワークに必須な要素も習得していきやすい

足でボールを扱うスポーツなので、基本的に攻撃のミスは起きやすいと思うし

守備のミスでゴールは生まれるけど、守備がミスをしなければゴールは生まれにくいものでもある

基礎的な能力が同じくらいの2チームで10試合戦ったら

Aチーム(攻撃70点・守備30点)

vs

Bチーム(攻撃30点・守備70点)

Bチームの方が勝率は高くなると思う

目指すのは

では我々のクラブはどんなサッカーを目指しているかというと

「より多くのゴールを奪いにいく攻撃的なサッカー」である

守備の話を散々しといて攻撃なんかいって話だと思うけど、そこにはこだわりがある

大きな理由を2つ挙げると

①守備的より攻撃的なサッカーがやってて面白い

得点を決めることがサッカーの1番の歓喜の瞬間であるし、単純に攻めが楽しいからだ

守りも覚えていったら楽しさを学べるんだけど、それでも攻めの方が好きな人が多いだろう

プレーする選手はもちろんそうなんだけど

特に見ている人たちは守備の上手さは分からなくても、ゴールを決めれば喜べると思う

②狙ってゴールを奪えるようになる

一般論では不確実性の高いと思われている攻撃だろうけど

相手のミス待ちではなく「自分たちで狙ってゴールを生みだせる」理論がある

もちろん選手個人の努力によって差は出ることもあるけど

日頃の練習をちゃんと理解して積み重ねていけばそうなっていく

これこそがクラブの一番の特徴であるし、一番大事にしている部分である

積み重ね

不確実と言いながら狙ってゴールを生みだせるのって疑問が浮かぶだろうけど

歴代のJrユースを思い返す限り、毎年なっていけてます(ジュニア年代はそのミニチュア版って感じ)

選手が毎年変わる中でも同じようなスタイルでゴールを奪いに行けている

それは【上手い速い大きい】といった特定の個人の能力に依存せず

全員のテクニックとインテリジェンスの向上を大事にしているから

今年勉強になった話で

今年のJrユースのチームは攻守のバランスがなかなか整わなくてゲーム展開が落ち着かなかった

得点は取れるけど、失点しては崩れて逆転負けとかね

となると、得点は取れてるから守備を整えれば勝てるよねってなる

実際に前期リーグは勝った時も負けた時も守備の安定が頭の中に大きくあった

けどなかなか改善されず、最終的に行き着いたのが

【さらに攻撃の方にパワーを増やす】ことだった

選手たちの精神的な成長も切り離せないが

攻める姿勢を強調することで、攻守のバランスが良くなり守備も安定した

それを体現できる選手たちの積み重ねがあったからなんだけどね

守備を改善するために攻撃をポイントにするという

読んでいる人からすると意味不明な話かもしれないけど

サッカーって奥が深くて面白いんですよ